東洋西洋関わらず、元々、良家の結婚相手は恋愛ではなく、家柄がきちんとした候補者を何人か準備し、それぞれとお見合いをして決めたものです。
今、お見合い結婚を選ばれる方は、「出会いがない方」のみならず「恋愛の駆け引きが面倒な方」や「お金を払ってでもきちんとした結婚相手を探したい」という、より結婚に真剣な方々です。
「お見合い」というと料亭などの和室で恭しく(うやうやしく)行われている風景を想像しますが、今時のお見合いとはどんな風に行われるのでしょうか。
この記事は、今どきのお見合いの様子がわかる記事です。
お見合いを始める方は予習でホテルラウンジへ行ってみよう
お見合いは、どこでしているの?!
今どきのお見合いは、当人同士がカフェなどで1時間程度お茶をするだけです。昔のように親は同席しません。仲人は、引き合わせのために立ち会う場合もありますが、都合で来れない場合は、当人同士が指定された場所へ時間厳守で到着し、予め伝えてある「目印」を頼りにお相手を探して声を掛けます。
東京の土曜日、日曜日、祝日のホテルラウンジは、婚活と思われる男女が(緊張されているのですぐわかります)向かい合ってお話しされている風景があちこちで拝見できます。
これから、結婚相談所でお見合い結婚をしてみようかなと思う方は、ぜひ一度、少しおしゃれをして日曜日のホテルラウンジでコーヒーを飲んでみるとよいかもしれません。
優雅なホテルですから「場所代」が含まれますので、コーヒー1杯1,000円以上はします。「高い!」と思わないで下さいね。「飲料代」ではありません。あなたをランクアップさせてくれる雰囲気代、演出代込みですのでね。
また、お見合いの服装をチェックできますし、ふたりの会話も聞こえてきますから、参考になります。
お見合いの服装
ネットで「お見合いの服装」と検索したら、画像が沢山出てきますので、そちらをご覧ください。男性はスーツが「無難」ですが、普段、仕事柄スーツを着ない方は、「着せられてる感」が出てしまうことも。
そんな場合は、スーツじゃなくでも綿のパンツやカジュアルなジャケットでも構いません。羽織ればきちんとした感が出るジャケットは一枚あると助かります。「何を着る」というよりも「清潔感が感じられる」ことが重要です。
女性は、紺や黒よりも明るい色の方が、顔色が明るく見えて良いと思います。ホテルラウンジに一度行かれてみると大変参考になります。
オンラインお見合いの導入
お見合いが自宅でできる時代に
2020年4月、新型肺炎感染拡大防止のため外出自粛となり、働き方や生活の在り方が大きく変わりました。オンラインを活用したリモートワークという在宅での働き方も本格的に導入され始めました。
お見合いもZoomを用いたオンラインお見合いが本格的にスタートしました。
オンラインお見合いは、時間になったら指定されたURLをクリックし「仮想の部屋」に入り会話をするだけです。
そして、従来通り、もう一度会いたければ「交際希望」の返事を仲人を通じて先方へお伝えし、双方が交際希望であれば、お互いの連絡先が知らされ、以降は、お2人でラインやZoom、会える時には会って交流していけば良いのです。
当会のお見合いは、男性が女性の居住地へ出向くきまりがあり、遠距離のお見合いですと交通費の負担が男性にとって大きいため、そのようなケースでは以前からオンラインお見合いは行われておりました。
しかし、外出自粛が長引き、今後も長期化が懸念されることから、常態的にオンラインお見合いをする運びとなりました。
オンラインお見合いは気楽にお見合いができる
カフェは利用しませんから、女性の分まで負担していたお茶代を男性が払う必要はありませんし、男女とも交通費もかからず、移動の時間は不要。悩ましい服装も、上半身だけきちんとすれば大丈夫です。男性は「襟付き」であれば、きちんとした印象になります。
移動時間は不要ですから、一日に何件でもお見合いが出来ます。疲れるのは一緒ですけどね。
お見合いって一日で何件もできるもの?
特に人数制限はありません。双方が合意すればお見合いは何件でも可能です。当会はお見合い料が掛からないので積極的にお見合いをした方が早く成婚に至ります。
ですので、なるべくお見合いがたくさん組めるように、好感度の高いお見合い写真の準備は必須です。
積極的な女性は、一日に2~3人とお見合いをされます。例えば、ある日曜日、11時から、13時から、15時から、という具合に一日で3人とお見合いです(お相手様との調整がうまくいけば)。女性は、メイクやドレスアップする手間が一回で済みますからね。効率的です。
ただ、体力がない方、一日数名の方々にお会いすると頭が混乱してしまう方、気持ちが混乱してしまう方にはおススメいたしませんが、器用に対応できる方でしたらなさるといいです。
お見合いは、婚活パーティーよりも効率的
結婚するには、まず異性と会う機会が必須です。当然ですよね。職場に異性がいないなど、異性と会う機会がなければ、お見合いをするなどしてその機会を作らないといけません。できれば1対1で会えるのがいいですよね。「ぼっち」になる心配がありません。
婚活パーティの参加者よりも、結婚相談所にいる会員さん達の方が結婚への本気度が高い傾向があります。婚活パーティーは、参加費用が安い(女性は無料の場合も)分、結婚への本気度が低かったり(「そのうち」結婚したい)、本人の身元確認が自己申告に任せられている場合もあります。運よく交際に入ってから、「ご家族が○○なんだ」など「知らなかった」ことが色々出て来て困惑することもあります。
結婚相談所での婚活は、予め釣書(身上書、プロフィール書)を閲覧できますから、会う前に(お見合いの前に)年収、職業、学歴、本籍地(任意記載)はもちろん、家族構成(両親の有無、兄弟の状況)や病気、障がい、新興宗教の有無がわかります。
お見合いは、結婚を真剣に考えている身元がはっきりした異性に一カ月で数名(個人差あり)に1対1で出会える非常に効率のよい婚活です。
出会って3カ月でプロポーズ!?
「結婚を前提」とした出逢いですから、お見合いから順調に毎週1回デートし、会えない日はメールやライン、電話などで交流すれば2~3ヵ月で大体、相性やフィーリングが合うのかどうかがわかると思います。人は、大体、3回会えば「もっと一緒にいたい」のか「もう会いたくない」のかがわかるものです。
その先の交際期間のポイントとしましては、結婚後の生活や価値観の共有や確認、先方の親や家族、家を訪問しながら「結婚相手」として総合的に判断、決意をしていく時間になります。
ですので、大部分の方は交際3~4か月で結論に至ります。
なお、当会の交際期間の規定は「最長6ヵ月」です。お見合い結婚、恋愛結婚問わず、交際期間が長いから良い結婚ができるとも限りませんし「長すぎた春」なんていう言葉があるくらいです。
ご縁があれば(お互いの価値観が合えば、お互いが意気投合すれば)、会って数回で結婚されていくケースも多々あります。
まとめ
結婚相談所の婚活「お見合い」は、「結婚したいと考えている人しかいない」「身元が明らか」「交際期間が決まっている」から安心・安全にお相手を探すことが出来、結婚まで早い婚活になります。
特に、コロナ禍でオンラインお見合いが盛況です。
お見合いをたくさんするのが結婚への早道です。お見合いをたくさん組むには「写真」が重要です。お見合い結婚は「写真」と「釣書」で選ばれる結婚だからです。
安心・安全・早く結婚したい方はこちらまでお気軽にお問い合わせください。