恋愛結婚とお見合い結婚
恋愛結婚では先に「恋に落ちます」から、相手の年収や学歴の高低は、さほど結婚の妨げ気にはなりません。
実際「夢を追う彼が好き」という女性が、音楽やお芝居に打ち込んでいて、まだ芽が出ず収入がないという男性を養っているケースも少なくありません。
しかし、「お見合いでの結婚」となると話しは別です。
年収が問われるお見合い結婚
お相手を選ぶのに参考にするものは、学歴や年収、職業、家族構成などが記載された「釣書(身上書、プロフィール書)」と「写真」を元に「会って見たい人=お見合いしたい人」を選んでいきます。
登録されているたくさんの会員さんの中から「私」が選ばれるためには、「目を引く写真」と釣書の内容、特に男性は「年収」、女性は「年齢」が決め手となっていきます。
検索されない=存在していない?!
特に、お相手をお探しするWebシステム(=ネット検索)で検索する場合、年収「400万以上」と数字を入れますから、「400万以上」と検索した場合、399万以下の方は検索されません。
399万でしたら私は400万と登録して差し上げますが、370万円の方をさすがに400万とは登録できません。
それは「詐称」になりペナルティとなりますので。まずは「大台に乗る」よう努力しましょう。
370万でしたら副業して400万にすると「400万以上」の検索にヒットされます。
年収の相場
ところで、年齢が高ければ年収も比例して高くなるものですが、独身男性の平均年収は400万円(税込)です。
年代別の目安の年収は30代でしたら300万円台、50代でしたら500万円台です。それ以上ある方はいいのですが、そうでない場合、学歴や身長など他の項目でカバーできれば良いですが、少しでも年収を増やす努力も大切です。
結婚は生活です。共働き前提で結婚しても奥さんが妊娠・出産でお仕事ができなくなった場合(都心ではお子さんの預け先がなかなかない場合も多いです)、旦那さんの収入が頼りですから、女性が男性の年収にシビアになるのは致し方ないことです。
年収と年下の女性
さらに、男性は「自分より年下の女性」を好みます。
結婚相手の希望としていくつになっても「自分の子どもを産んで欲しい」と願う男性は多く、男性の年齢によっては一回り(かそれ以上)年下の女性を求める男性も少なくありません。
お見合いを申し込んだところで、実際、何歳年下の女性からOKがくるのでしょうか?
目安があります。それが、「1歳100万円の法則」です。
例えば、「10歳年下の女性を望む」場合、年齢差(この場合は10歳)×100万円=1000万円の年収があれば、10歳年下の女性からOKが来る可能性が出てきます(絶対ではありません)
いかがでしょうか?結婚相手として希望する年齢の女性からOKのお返事が来そうでしょうか?
選ばれるために
婚活は、「選ぶ」ということばかりにとらわれがちですが、実は、「選ばれる」という観点がもっとも重要なのです。
よく、お相手さまを「ジャッジ」している会員さんがおられます。残念ながら、婚活卒業までに時間がかかりそうです。
「選ばれるためにはどうしたら良いか」という視点から婚活に取り組むことが、より成婚へと近づくことが出来るのです。