時折、一回りも年下の女性と結婚した男性芸能人やスポーツ選手のニュースを見ます。
しかし、私の周りで40代の男性で20代の女性と結婚をした人は見たことがありません。皆さんはありますか?
先の男性芸能人やスポーツ選手と一般の40代男性では何が違うのでしょうか?
以下の記事は、ちょっと冷静に考えてみたい「若い子と結婚したい」と夢見る男性の方向けの内容です。
目次
結婚したら子どもが欲しい男性
50代でも「子どもが欲しい」
男性には「子孫を残したい」という想いがDNAに刻まれているのでしょうね。
いくつになっても「自分の子どもを持ちたい」と願う男性は多く、50代の男性でも、初婚ならなおさら、「35歳までの女性」を希望されたりします。
37歳、38歳でも授かる方も少なくありませんが、年齢が上がるにつれ生殖医療の手を借りるケースも必要となってきます(筆者は不妊治療を受け39歳で出産)
不妊の原因は、女性側だけの問題ではなく、男性側の問題、女性側の問題、双方の問題で3割ずつと言われています。男性も年齢が上がると精子の奇形率も高くなると言われています。不妊は自覚症状がないケースが大半です。結婚して数年が経ってもお子さんが授からず、検査をすると男性が「無精子症だった」という話を数件聞いたことがあります。これは大変なショックであると同時に子どもを持つことが結婚の目的であった場合は、その後の結婚生活がどうなるのかにも関わる問題です。
幸い、生殖機能に問題がなかったとして、お子さんが成人するまでの収入の見立てや資産はお持ちでしょうか。
女性が結婚相手に生活能力を求めるのは当然です
男性に「子孫を残したい」という想いがDNAに刻まれているのと同様に、女性にも「子どもを守る」本能があります。
子どもが生まれると女性は、自分が食べたり着飾ったりすることよりも、子どもを優先するようになります。
ひもじい思いはさせたくない、豊かな生活をさせてあげたい、さらには、子どもの才能を少しでも伸ばしてあげたい、と考えます。
妊娠・出産で働けなくなる期間が年単位でありますから、その間、衣食住の心配をすることがない生活を望みます。ですから、男性にある程度の生活能力=年収を求めるのは当然のことです。
50歳男性が35歳女性にお見合いを希望する場合、年収が高ければ、OKする女性もいます。この場合、目安としては1,500万以上の収入があれば、お見合い受諾のお返事をいただける可能性が高いです。
婚活業界の「1歳=100万円」の法則
これには根拠があります。結婚相手を探す際に子どもを望む女性は「子どもが成人するまでお父さんが働けないと生活ができない」と考えます。
年齢の高い男性は、年齢が若い男性より早く定年退職となるのでそれなりの年収がなければ、子どもの将来のために蓄えることができません。
55歳の男性でしたら、子どもが小学生になる前に定年を迎えますよ。
そして、婚活業界では「1歳=100万円の法則」が実在します。お見合い結婚では、男女の年齢差が5歳というのが一般的です(絶対ではありません)
例えば、男性35歳で女性が30歳という、4~5歳差カップルが多いです。これが「釣り合い」が取れている結婚です。男性の年収が700万でしたら6~7歳年下の女性とカップルになることも可能です。
年収が2,000万円ある方は、50代であっても30代の女性とお見合いを組むことは可能です。「結婚ってしょせんお金なんですね」という声が聞こえてきそうですが、そうです、お金です。
お金がないと生活できません。子どもに栄養のあるものを食べさせ、教養をつけさせるために習い事や子どもに合った校風の学校に通わせる、緑豊かな環境で育てたい、等々、すべてお金が必要です。お金が心の余裕を生むことも否定できません。
夫婦喧嘩の原因の1位は、出典によっても違いますが「お金」か「家事」のどちらかです。お金の使い方や金銭感覚の違いで揉めるようです。
授かったお子さんを成人まで養える収入は確保できるのか
40代男性が20代女性と、50代男性が30代女性と結婚するには、年収が1,500万円以上、最低1,000万以上は必要となってくるのです。
もしくは、年収がそこまでなくても持ち家や有価証券などの「資産」がある、持ち家があるなど、その分毎月の家賃は浮きます。
年収が平均以下、持ち家や資産がない状態で「子どもが欲しい」「若い子と結婚したい」という「年齢高め」の男性は、女性から無責任だと思われます。
厳しい言い方をすれば、そもそも相手にされません。「どうやって食べさせるんだ」と不信に思われ、ヘタすれば「いやらしい(スケベな)おっさん」と言われる(思われる)のです。これが現実です。
収入や資産以上の「魅力」があれば別です。年齢よりお若く見える容姿(お腹は出ていません。肌にもツヤがあります)であること、健康だったりお人柄の良さや面倒見の良さ、コミュニケーション能力が高いなど、何かしらの魅力があれば「恋愛での」結婚は十分に可能です。
お見合い結婚では「写真と釣書の内容から、相手を選ぶ」という特性上、いくらお人柄が良くても、会ってもらえないことには(=お見合いが組めないことには)始まりません。
夢を見るのはご自由ですが、現実を知っておかれた方が良いと思いましたので辛辣なことを書きました(気分を害された方がおられましたらごめんなさい)
しかし、これが、再婚でしたらこの限りではないです。
例えば、既に男性自身に前の奥様との間にお子さんがいる場合。また、奥さんになる方にお子さん(連れ子さん)がいて、そのお子さんとは血のつながりがなくても「ご自身の子ども」として受け入れることが可能な場合。また、既にお子さんが成人して独立している場合などは「出産可能な女性」にこだわる必要性がないのです。
年収が平均以下で子どもが欲しい40代後半以上の男性へ
ズバリ、「初婚」にこだわらず、婚歴のある女性(バツ1、バツ2)でお子さんがいる方を対象として探すことをお薦めします。
離婚歴のある女性を「性格的に難ありだから離婚したのでは?」と偏見を持たれている男性が一部、おられますが、離婚の理由は様々です。(気になるからと言って、離婚の理由を初対面のお見合いでいきなり尋ねるのはマナー違反です)
むしろ、離婚という大変な経験をされているからこそ、人の心の痛みがわかる女性が少なくありません。
また、公的な補助があるといっても低賃金で必死に子育てしている女性がたくさんおられます。可能であれば、ぜひ、力を貸してあげて欲しいと思います。
ご自分の子どもでないとそれは難しいということでしたら、既に独立されているお子さんがいる女性を探すのも良いでしょう。当会員専用検索システムでは「婚歴あり・なし」「子どもあり・なし」などの検索は可能です。
まとめ
10歳以上年下の女性と「お見合い結婚」をする場合は、1,000万以上の年収が必要です。
そのような年収や資産がない男性は、ファッションセンスがステキ、会話が面白い、若々しい外見など、収入に代わる能力があれば「恋愛結婚」できる可能性があります。
お見合い結婚は「釣り合い」が取れた結婚であることをお忘れなく。
当会での婚活は、初婚・再婚・子連れ不問です。まずは、お気軽にお問合せください