「婚活疲れた」から「結婚あきらめた」となる方も少なくありません。

婚活してみた結果、自分は「結婚するタイプではないな」と悟って、恋愛や仕事へ舵を切る方も居ます。でも、もし、やっぱり「結婚したい」のなら、婚活疲れと上手に付き合っていきたいものです。

この記事では、婚活に疲れ切ってしまったあなたへ向けた記事となっております。

婚活と妊活が疲れるのはゴールが見えないから

努力しても「できること」と「できないこと」がある

女性は特に、周りから「いつ結婚するの?」と言われ、結婚したと思ったら「子どもはまだなの?」と言われがちです。まじめな人ほど(義)親や周りの言うことにプレッシャーを感じて自分を責めたり追い込んでしまいがちです。

私は妊活経験者です。10年間不妊の末、妊活しました。年齢にもよりますが、多額の費用をかけて不妊治療に取り組んでも、妊娠できる確率は1/3と言われておりました(当時)

婚活と不妊治療は「自分一人の頑張りではどうにもならないこと」と「ゴールが見えない」という点でよく似ています。

お見合いを何回すれば「この人!」と思える人に出会えるのか予測がつかないから疲れるのです。人は、予測がつかない、見通しが立たない状態に不安を感じます。

しかしながら、不妊治療のチャンスは一カ月に一回しかありませんが、婚活は、その気になればチャンスはたくさんあります。やり方によっては、一カ月に数人とお見合いができますから大丈夫です。

不妊治療は年齢的限界もありますが、婚活は70歳の方でも可能ですからね。

婚活で疲れないコツは「今」できることをする

ですので、仲人としては、あまり思いつめないである意味、「業務として」または「趣味の一環」として一喜一憂せずに「淡々と」お見合いを重ねて欲しいと思います。

人に会って見れば始まる何かがあるものです。それは、たとえご縁として結べなかったとしても私を成長させてくれる出会いかもしれません。

考えても見て下さい。一生一緒に生活する伴侶が簡単に見つかるとお思いですか?婚活は大変で当たり前です。

婚活は大変で当たり前です

遊びや娯楽ではないのですから、婚活は大変で当たり前です。

2~3ヵ月活動しただけで「傷付きました」「疲れました」「辞めます」という方(特に女性)が多いです。今まで何年もご縁がなかったのに、結婚相談所に入れば2,3ヵ月で結婚できる(方もおられます)と思っておられるのが不思議です。

とは言え、婚活が疲れるのも事実。気持ちが滅入るのも、また事実。

気持ちがなかなかお見合いに向かえない…そんなときは「今」できること、を積み重ねてみませんか?

疲れない婚活のコツはスモールステップで

自分からも申し込もう!

まず、いきなり「成婚」を目指さないことです。成婚(プロポーズ)の前には交際が、交際の前には、お見合いができないといけません。

お見合いをするためには、例えば「毎週月曜日は3人にお申し込みを入れる」など、相手から申し込まれるのを待つだけではなく(特に女性)ご自分からも申し込みましょう。

結婚相談所での婚活は、男性・女性、申し込む・申し込まれる、によってどちらの立場が上だとか下などという「差」などありません。婚活を卒業できない方は、そのような「どうでもいいこと」にこだわります。

ご自分からお申込みを入れることを毎週続けるだけでも、一カ月で12人に申し込んだことになり、そのうち1~2人からはOKのお返事がきますから(個人差あり)一カ月に一度はお見合いすることになります。

申し込んで下さった方とは、会って見る!

そんな気持ちにもならない時は、お申込みいただいた方が好みではなかったとしても会って見る。お見合いをしましょう。

ホテルラウンジに行けば、あちこちでお見合いをしてますから「みんな、頑張ってるんだな」と励まされますよ。天井が高いラウンジ、フカフカのソファーでコーヒーをいただくだけでもリフレッシュします。

カラオケと一緒で一曲歌うまでは恥ずかしかったり億劫に感じても、一曲歌えばどんどん歌いたくなるのがお見合いです。

お見合いを重ねれば必ず「この人」と思う人に出会えます。出会う前にあきらめなければ、出会えます。

とにかく婚活に疲れて何もしたくない時

自分にお金を掛けよう

人に会うのがしんどい時は、自分をいたわってあげるサービスを受けるのをお薦めします。ネイルやエステ、美容室、またレストランやカフェなど「私のために」サービスを提供して下さる場所へ行ってみることも良いです。自分のためにお金をかけて、自分を労わってあげて下さい。

女性はきれいになると心が晴れるもの。

婚活したくてもできない人に目を向けよう

それでも、婚活に疲れてしまったら・・・
世界のニュースや今話題になっていることに目を向けてみませんか?

不本意な環境で「今」を必死に生きている方々がたくさんおられます。諸外国には意に反して売られてしまう少女たち(※収益の一部は「子どもが売られない世界をつくる 認定NPO法人かものはしプロジェクト」様へ寄付させていただいております)がいます。

また病気や難病、家族の介護などで結婚が難しい方もたくさんおられます。

行きたい所に自分の足で行け、食べたいものが食べられる。婚活できるほど元気な私。なんて幸せなのでしょう。

婚活ブログは「あなたの婚活」には参考になりません

そして、今は、「婚活ブログ」がたくさん読めますね。ブログの中でも「婚活」は人気ジャンルの一つです。それだけ、皆さん、結婚や婚活に関心が高いのですね。

それはとても良いことなのですが「○○したから結婚できた!」「セレブ婚できました!」「年下イケメン夫をゲットしました!」など、キラキラした投稿が目をひきます。

しかし、それらはあくまでも「その人の」体験記です。

参考になる記事もありますから、ご自身の婚活に取り入れられるところは、大いに参考にしたら良いですが、年齢や容姿など持ってるものが「私」とは違いますので、鵜呑みにしないほうがよいですよ。

目に触れる内容に振り回されて、ご自分を見失って欲しくないと思います。

人は人。「今」「ここ」に意識を向けて「私」ができることをしていきましょう。あなたを待っている人がいるはずです。

まとめ

婚活は、一生一緒に暮らす相手を探す活動ですから疲れるのが当たり前です。

また、「会う・会わない」「断る・断らない」など決断する機会も増えますから、疲れます。

「婚活は疲れるもの」であることを前提に、人と比べす「今できること」を一つ一つやり続けましょう。「やりましょう」ではなく「やり続けましょう」です。

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