婚活は特別なことではありません
婚活とコミュケーション
「一方的」な人
仲人をしていると「婚活がうまくいかない」「人間関係がうまく構築できない」「コミュニケーションがうまく図れない(一方的)」これらは、すべて同意語だと感じます。
「お相手とうまくいかない」方は、仲人とのやり取りもスムーズではない傾向があります。
例えば、「こちらの申し上げることに対する返信はなく、ご自分の要件のみ言ってこられる」「アドバイスを受け入れない」「うまくいかないと人のせいにする」
また、こちらからメールを入れた時に「わかりました」などの返信が一切なく、読んだのか読んでないのかわからない場合があります。
ラインは「既読」が付くからいいのですが、こちらからのメールに応答がなく、ご自分の用事がある時にだけメールを送ってくる、このような一方的な方(特に男性に多いです)は、交際に入っても女性から敬遠されているようです。「一方的な方」が一番、成婚に遠い方ではないかと感じます。
「自分本位」な人
発想からして「自分は」「自分が」という方がおられます。ご自分の言動で相手が困惑していても気が付かない、気にも留めない。また、人様から何かをしていただいたり、お手を煩わせた時に「やってもらって当たり前」という態度やお礼も言えない方がいます。
会費を払っているから「言うことを聞け」と思っておられるのでしょうか?当会は、会員さんをお客様扱いはいたしません。なぜなら、お客様ではないからです。
大人として、最低限、人様から何かをしていただいた時は、その時その日のうちに謝意を表しましょう。相手や周りの方に「この人を助けたい」「この人を応援したい」と思っていただけないと婚活でも結果が出るまでに時間が掛かります。
相手ファースト(=思いやり)が大切
今すぐ結婚を考えていない方も、常日頃から人とのお付き合いの中で、男女関係なく最低限「相手の事情を考える=相手ファースト」を意識するだけでも、数年後のご縁が結ばれるか否かが決まると思います。
例えば、こちらから「電話をかける」という行為は、ある意味、相手の状況なんてお構いなしの行為です。「今、話しても大丈夫なのかどうか」等、事前の了解を得ることは相手を考えれば当然のことですが、こちらの状況お構いなしに突然、電話をかけてきて長々お話をされる方(女性に多いです)も敬遠されますね。
「面倒くさい人」「煩わしい人」と思われてしまったら、婚活でも損なのです。
相手を思いやることは、これから一緒に暮らそうとするならなおさら必要なことです。
成婚に至る人は、相手の事情を考えることが出来る方です。その結果、コミュニケーションもスムーズに運びます。
毎日の生活の中で、常に「相手の立場に立って考えられる」ことの積み重ねが「選ばれる人」になれるのだと思います。
人間性は、ふとした時ににじみ出るものです。お見合いやその後1~2回会う程度なら「良い人」のフリをすることが出来るかもしれませんが、交際がその先へとなかなか続かない場合は、「自分本位になっていないか」点検してみることも必要のようです。