女性の35才はターニングポイントです。それは、出産年齢と向き合うことを余儀なくされるからです。

結婚相談所でも32~3歳までの女性と35歳以上の女性は、お見合いの組みやすさにも差が出てきます。

婚活を考え始めたのなら、「恋愛をしたいのか」「結婚したいのか」また、結婚したいのであれば「結婚は恋愛の延長にないとダメなのか」を検討することをオススメします。

この記事では、ご自身でも認識していない「恋活をしたいのか」「結婚をしたいのか」また、「恋愛結婚」にこだわるのか、「お見合い結婚」と「恋愛結婚」な何が違うのかについてまとめた記事です。

婚活をしたいのか?恋活をしたいのか?

「恋愛結婚」にこだわるのか、「お見合い結婚」をするのか、という話の前に、そもそも、「結婚したい」と思って「婚活」を始めたものの「自分がしたいのは恋愛だった」と悟って退会していく女性がいます。

その場合、婚活を通して、徹底的に「結婚」について向き合ったからこその悟りですから、それも大いに結構なことです。

「婚活」という言葉がすっかり定着しましたが、最近では「恋活」なる言葉もあります。
「婚活」も「恋活」も男女が出会う点においては同じですが、「婚活」は、結婚を前提としてお相手を探すので「恋活」よりは、真剣に「結婚相手を探す活動」になり年齢も恋活者よりは高め(30代、40代)のようです。

一方、「恋活」は、結婚前提というよりは「恋愛そのものが目的」、「恋人探し」という意味合いで使われている言葉です。「恋活」をなさるのは若い方々(20代)が多い傾向にあります。恋活の延長に結婚もあるかもしれません。

まず、ご自身の中で「結婚したい」のか「恋愛したい」のかを、はっきり確認することが大前提です。結婚は、生活を共にし二人で新たな家庭を築いていく事業です。簡単にくっついたり離れたりはできません。恋愛とは、責任の大きさが全く異なります。

「恋活」希望者は結婚相談所には入会いただけません

当会は「結婚相談所」、入籍前提の結婚を目的とした男女が出会う場所ですので恋愛をしたい、「恋活」を希望の方や最近多い「セフレ(性交渉目的)」探しの方は、残念ながら入会はできません。その方々が「出会い系サイト」や「恋活サイト」をお探しください。

当会は、会員限定の婚活サイトを使ってお相手探しもできますが、実際にお会いするには仲人が仲介し、お見合いの日時を設定し交際、成婚まで見守りますから、出会い系サイトとは全く違います。

当会への「入会資格」は、以下の2点です。

満20歳以上の現在独身の方で、結婚に前向きな方 ※出会い系ではありません
②結婚生活を営める健康且つ定職(男性のみ)のある方 ※定年後は無職も可

①の「結婚に前向きな方」という項目は、「入会資格」として特に重要な項目です。その意味は、会員さん達は、結婚を前提で入会されていますから、お見合いをした方と価値観が合い意気投合すれば、2~3ヵ月で成婚(婚約)していきます。価値観が合いさえすれば、思ったより早く結婚まで到達します。

ですから、お見合いから交際へと順調に進み、いよいよ「プロポーズ」となる頃に「今すぐ結婚は考えていないんです」となった場合、お相手に多大な迷惑がかかります。

交際期限は最長6ヵ月ですから、それ以上交際する場合は、「成婚(=成婚料のお支払い)」という手続きを取っていただきます。

また、恋愛のように「結婚」をチラつかせながら、長い年数ダラダラお付き合いした挙句、「ごめんなさい」となれば、時間の無駄です。特に出産を考えている女性は、時間を無駄にはできません。

そのような理由から「結婚に前向きな方」というのは、最も大切な当会への入会条項となります。

恋愛結婚とお見合い結婚は出会い方からして全く違う

今は、ドラマや映画、小説が描く男女の結婚まで至るストーリーを見ていると大半は「恋愛結婚」が主流です。

素敵な俳優さんや女優さんが情感たっぷりに演じる作品を見れば「出会う⇒恋愛する⇒結婚する」という公式にこだわってしまう方々が少なくありません。フィクションは、あくまでも現実とは違うのですがね。

お見合い結婚は、結婚を前提に男女が出会います

お見合い結婚は、結婚を前提に出会います。出逢い方が全く違いますので、恋愛の感覚で始めると退会せざるを得なくなります。

お見合い結婚とは、「釣書」と「写真」で会って見たい方(=お見合いしたい方)を選んでお申込みをします。双方が合うことに合意すればお見合いが実行されます。

ですから、恋愛感情は、出会った時点、つまりお見合いの段階ではありません。お見合いの中で、その後の交際の中で、どういった家庭を築きたいのか、仕事やお金に対する考え方など「価値観」が自分と合うのかどうかを話し合いながら、すり合わせて結婚へと至ります。

そのため、「恋愛感情」が必ずしも必須ではありませんし、結婚前に恋愛感情が芽生える訳でもありません。もちろん、お見合いから「一目ぼれ」して「恋に落ちて」結婚する、というカップルがいない訳ではありませんが、お見合い結婚は、少しずつ愛を育てていく結婚なのです。

これは、特に女性に多いケースですが、「恋愛感情」を重視しすぎると「恋愛感情」が高まらないという理由で交際に入らなかったり、交際から成婚へ至らなかったりします。

でも、夫としては理想的な男性だったりする訳です。とても勿体ない話です。

ドキドキするような男性を求めていたとしたら「もしかしたら結婚よりも恋愛をしたいだけなのかもしれない?!」と一度ご自身と向き合ってみられることをおススメいたします。

結婚したいのか?恋愛をしたいのか?

もう一度、自問自答された結果として、自分は結婚相手を決めるのに「恋愛感情」が必須!ということでしたら、そこに、とことんこだわってお見合いするのもアリでしょう。

気が済むまでやってみられたら、悟る何かがあるでしょう。仲人は、時に助言はしますが、あなたの人生です。あなたが決めたら良いのです。

繰り返しますが、お見合い結婚は「愛を育てていく結婚」ですので、恋愛感情よりも結婚生活に対する考え方や価値観が、お相手と一緒であれば決める結婚です。

「将来の生活を共にする」「共に暮らしていく人を探す」活動が、結婚相談所での婚活すなわち「お見合い結婚」です。

恋愛とは、まったく違うものであることがお分かりいただけましたでしょうか?

まとめ

「結婚したい」と思ったら、どうして、そう思うのか検証してみましょう。

それでも、結婚したいという結論であるのなら、出会い方に「恋愛」が必須なのか否かも同時に検証してみましょう。

「どういう結婚生活を送りたいのか」によっては「ドキドキ」や「トキメキ」は不要かもしれません。

結婚でも恋愛でも、自分を幸せにできるのは、ご自分自身であることを忘れずに。