その言動が婚活の敵「自己本位」

今日は、月に一度の私が加盟する仲人団体の定例会。自分本位な女性久しぶりに会う仲人仲間から聞いた話。

先日、入会してきた女子30代曰く

「前に利用していた結婚相談所の仲人さんは、子どもの具合が悪いからって(私より)子どもを優先する。もっと、会員を大切にしてくれる相談所を探しています」と言って入会。

「自分の子どもよりも会員(である私)を優先すべき」とも言っていたそう。暗に私の仲人仲間にそこを要求でしているのでしょうね。

ちなみにミタの場合、「うちも子どもがいて急に熱を出すこともあるので、年配の仲人さんを探したらいかがですか?」とこの時点でお預かりしません(入会ご遠慮いただきます)

結局その女子は、お見合いから交際になるも、結婚したいあまりお相手さまが引いてしまうくらい、ガンガンいったため断られてしまい、「傷つきました。退会します」と言って去っていったそうな。

結構、このようなタイプが少なくないのです。
ご自分の思い通りにならないと被害者意識に陥り悲劇のヒーロー・ヒロインに変身、ちょっとしたことですぐ退会。もったいないですね。

ご自分の「結婚したい」の気持ちが一杯で、仲人さんの事情、お相手の事情を思いやるゆとりを心に持ち合わせておられないのでしょうか。

お見合いの日に子どもが発熱

仲人に限らず、基本的にお仕事はプロ意識を持ってしていますよね。
私も仕事でトラブルなど何かあった場合に「子どもが」「子どもが」と子供のせいにはしたくないタイプです。

とは言え、仲人にも家族や子どもがいます。

家庭の事情で仕事には支障をきたさぬ様、努めておりますが、気を付けていても、お見合いのお立会いがある日に子どもが発熱したり嘔吐することだって珍しくありません。その場合、夫や親がいればいいですが、うちの場合、月の半分は出張で不在、親も遠方。

預けられる人もなく、さすがにインフルエンザの場合は、高熱からのせん妄?による窓からの飛び降りの心配もありますから、弱い子供たちだけを置いて出てくることは出来ません。

その時は、会員さんに事情を話して本人同士で出会ってもらったが経験があります。

「大変ですね、三田さん、大丈夫ですよ」と言って下さる会員さん、本当にありがたかったですし、私もその心根に応えて成婚までより一層、応援したいと思いました。

人生って予期せぬことが起きるもの。しかし、そんな時こそ人間の本性が垣間見えたりするものです。

人と人の間で

結局、相手の事情を推し量れない方というのは、どこにでもいらしていて、やはり、婚活も難しい印象です。

相手は自分とは違う。相手にも事情がある。

この2点を意識するだけでも、婚活は、きっと、もっと、うまくいく気がします。

また、相手が自分の期待していた態度を取らなかったからと言って、その人が悪い人なのではありませんが、往々にして、期待が裏切られた場合(勝手な思い込みに過ぎないのですがね)先のように仲人のせいにしたりお相手さまのせいにしたりする方も婚活は行き詰ります。

「補おう」「助け合おう」それが結婚生活じゃないでしょうか。

「〇〇してくれない」「もっと〇〇だと思っていた」それは、過大な要求だったり確認不足だったり、ご本人にも問題がある場合も多いものです。

仲人としては、そのような方を、安心してお相手や他の仲人に紹介できないのです。結局、婚活者さんご自身が損をするのです。

我を通すのは、ほどほどに。