結婚相談所での結婚は入籍を伴います

「佳つ乃さん」ご存知ですか?

伝説の芸姑。女性から見てもため息が出るほど、大変お美しくスタイル抜群。大物男性との浮名も度々・・・。最近、メディアではお見掛けしなくなりましたが、佳つ乃さんそんな「佳つ乃」さんがついにご結婚されたそうですね!(画像は佳つ乃さんのアメブロよりお借りしました。本当にお美しい→)
ブログによれば、入籍は、今後もされる予定がなく事実婚のようです。ちなみに未婚の母であられるようです。そのお子さんもすでに成人されているようですから、最後(?)のお相手とゆっくり穏やかに暮らしていかれる、ということでしょうか。

ところで、事実婚って、結婚とは違うものなのでしょうか?

事実婚と法律婚の違い

「事実婚」とは、「内縁関係」とも言い、夫婦同然でありながらも入籍はしていない(=婚姻届けを出していない)結婚の形態です。

民法上では、事実婚の場合、互いは「配偶者」とは見なされないため「法定相続人」としては扱われません。しかし、遺言によりパートナーの財産を相続することは可能ですが、相続税で差があるようです(※私は、法律の専門家ではありませんので、ご自身で弁護士さんにご確認くださいませ)

また、「事実婚」のふたりの間に子どもが生まれ場合、その子どもは母親の戸籍に入り、法律的には「父親」がいないことになります。そのため生まれた子ども(=婚外子)とその父親が法律上においても「父子関係」であることを設定するために子の父親の「認知」が必要です。

事実婚は、入籍を伴う結婚(=婚姻届を提出して結婚する「法律婚」)に比べると、特にお子さんがいる場合は法的な面で何かと面倒のようです。

ちなみに、「事実婚」と「同棲」の違いは、「事実婚」は当人たちに「夫婦である」という認識がありますが、「同棲」は当人たちには「夫婦」という認識はありません。

結婚相談所の「結婚」とは?

当会での「結婚」の定義は、「入籍を伴う結婚(=婚姻届を提出して結婚する「法律婚」)」です。ゆえに当会での「婚活」とは、「事実婚」や「恋人」「お茶飲み友達」を探すものではございません。

初婚の方やお子さんを望む方のほとんどは、入籍が前提ですが、シニアの方や再婚の方の場合、これといって「籍を入れる理由」がない、という方もおられるかもしれません。

「それぞれが経済的に自立しているし、干渉しあわず、会いたい時に会って帰る、家は別々でも構わない『恋人関係』で充分」とか「子どもも独立し、お互いの仕事や趣味を尊重したいので『週末婚』で充分」等、ライフスタイルは各々にお任せしますが、当会の出会いの目的はあくまでも「入籍を伴う結婚」です。

入籍の必要性

ご自分にとって、これからの人生に「入籍を伴う結婚」が必要なのか自問自答する必要がありますね。
男性は、「責任感」や「けじめ」として「入籍」を望む方が多いですが、経済的に自立している女性は意外と「内縁関係」や「恋人」のままで良い、という方が少なくありません。今は楽しく過ごせる相手だけれど、将来的に「介護までしたい相手だとは思わない」とハッキリ割り切って「恋愛」をしている女性もおられます。

どちらが正しいか正しくないかは、それぞれの価値観によりますので答えはありませんが、単なる「恋愛相手探し」「パートナー探し」は、いわゆる、出会い系サイトではありませんので当会ではできかねます。

真剣に結婚したいが入籍できない事情

「真剣にご結婚」をお考えでありながら、現実問題、前妻(前夫)との間にもうけたお子様方との関係上、「事実婚」を選択せざるを得ない状況の方も一部いらっしゃいます。

相続や年金受給の問題が理由で「入籍はできかねる」場合のみ、ご相談の上、当会での婚活が可能な場合もございます。一度、当会までお尋ねください。

成婚退会のタイミング

結婚相談所の結婚とは、基本的に「入籍」が前提であることをご説明しました。

しかしながら、入籍をはじめ、挙式・披露宴、同居の時期やタイミングは、カップルそれぞれの事情により異なりますため、当会での成婚退会のタイミングは、「双方が結婚の意思に達した時点」すなわち「プロポーズの受諾」の時点で成婚料をお支払いいただき退会となります。

結婚は2人の意思に基づくものと民法でも定義されてますように、「親に紹介していないとダメ」「親が認めていないと成婚にはならない」などということはございません。

しかし、やはり後々トラブルが無いように、交際の段階から「お付き合いさせていただいてます」、プロポーズ受諾の後には「結婚させていただきたく思います」など、節目節目での挨拶と報告は大切です。

自分の親や相手の親と揉めると結婚自体が難しくなる場合もあります。双方の親に応援してもらえるような根回し、気配りは、二人のためにもなります。