お見合いまでが大変
容姿や履歴に恵まれた人ならいざ知らず、そうでないほとんどの方々(容姿→並、年収→並またはそれ以下である場合)は、お見合いを組むことは簡単ではありません(結婚相談所に入れば仲人さんが何とかしてくれると思われても、仲人はスーパーマンではありません。
経歴詐称はできませんし、写真も修整などできませんが、あなたに釣り合う人を探して紹介することはできます。
でも、「もっと若い女性がいい」「もっと素敵な男性がいい」と要望は果てしないのですよね)
何度も申し上げておりますが「結婚相談所」での「お見合い結婚」は「条件」から入る結婚という側面があります。これはシステム上、致し方ありません。この記事を読んで下さっている方も選ぶ立場に立てば、「より美しい女性」「より身長が高い男性」「より年収が高い男性」からお申込みをするはずです。
やっとお見合いまで来たのに
そんな山を越えて、やっとお見合いが組めました。結婚式の次に大切な「お見合い」少し早めに到着したお見合いの待ち合わせ。「どんな方が来るのだろう」緊張とともに期待も高まります。ところが、目の前に現れた人が・・・
「目ヤニがついてる(寝起き?)」
「鼻毛が出ている(バカボンのパパ?)」
「肩がフケだらけ(スーツに目立ちます)」
「髪がぼさぼさ(寝ぐせ?)」
「汗がダラダラ(走ってきた?)」
「靴が泥だらけ(山奥から出てきた?)」
「リュックサックを背負って、何故、お見合いに?」
「(女性は)ノーメイク(仕方なく来た?不健康そう)」
・・・だった場合、そのお見合いは「マイナスからの出発」になります。ゼロに上げる前にお見合いが終わってしまいそう。ちなみに「プラスの印象」を残さないと交際には入れません。
時間に余裕をもって到着し、待ち合わせ場所に行く前に駅やホテルのトイレや手鏡などでチェックしましょうね。コートは、脱いで腕に掛けるなどして待ち合わせ場所に行きましょう。
身だしなみとはお相手への作法
また、「お見合いはどんな服装がいいですか?」とよく質問を受けます。よく言われるのは男性は「スーツ」、女性は「女子アナっぽいいで立ち」がふさわしいといわれますが、どんな服装だったとしても特に、男性は「清潔感」がないのはNGです。女性は身だしなみとしてメイクはしましょう。
かと言って濃すぎるメイクや香りが強い香水は敬遠されます。身だしなみもやはり「相手に対する思いやり」という観点で考えれば、お見合いにふさわしいいで立ちになるかと思います。
よく「結婚する相手には自分のありのままの姿を受け入れてもらいたい」と言って身だしなみに気を使わない方が男女問わずおられます。
「ありのままの姿」を受け入れてくれる人はお母さんだけです。これは、マザコンに多いのでしょうか?伴侶にお母さん像を当てはめないでいただきたいものです。
また、スーツで来る男性に、「私はナチュラルメイクなんで」と来るすっぴんの女性は不釣り合いです。ナチュラルメイクとすっぴんは違います。ナチュラルメイクもナチュラルに見えるように入念に作りこんだメイクです。
お見合いは、隣で一緒に歩くお相手が恥ずかしい思いをしない装いで、交際へ入りましょう。