大人の男女のお付き合いは、お別れすることも想定した上での交際の仕方がスマートです。
間違ってもストーカーまがいのことをされないように自衛することも大切です。
この記事では、結婚相談所でお見合いから交際に入ったが「交際終了」したい場合、どうしたらよいのかについてまとめております。
4人に一人は婚活アプリを利用する時代
婚活アプリでの出会い
SNSが身近な20~30代の方を中心に婚活アプリで婚活されている方が多いですね。
筆者は50歳近いので、世代的にも「ネットで出会った異性」に会いに行く、というのは抵抗があります。
婚活アプリは、女性は無料の場合が多く、アプリの運営元が信頼できる業者か否か、また会員が登録する際には「本人確認」まで義務付けているかどうかもチェックポイントです。
また、婚活アプリと一口に言っても、「すぐ結婚したい」のか「交際の延長で結婚も視野には入れているけれど、まずは恋人として付き合いたい」といった具合に、「結婚」に対する温度差がある場合が多いです。実質「恋活アプリ」なのかどうかを見極めることも必要です。
子どもを願う女性の年齢が35歳前後なら、恋愛で駆け引きしている時間はありません。
婚活アプリを利用する場合は「意気投合すればすぐ結婚」を考えている人たちが会員になっているアプリを利用した方が良いでしょう。
婚活パーティーでの出会い
肝心の参加者たちの身元。「本当に独身なのか」また「サクラじゃないのか」が気になる点ですが、その婚活パーティーの運営元や主催団体が信頼できる団体なのかどうか、事前にお調べになることが大切です。
一般的な「婚活パーティー」は、男性の会費は高め(8,000~10,000円)に設定されてますが、女性は3,000円程か無料で参加できますので手軽な婚活方法の一つですよね。
結婚相談所が主催する婚活パーティは、参加者はその相談所の会員である場合が多く、その結婚相談所に入会する際に面談を受けているはずですから、身元がしっかり確認されていることと思います。
しかし、街コンのような、「参加資格は独身」と謳っていても、特に事前の確認がなく、自己申告頼みの婚活パーティーの場合、パーティー参加費を払えば既婚者(自称・独身)でも参加できたり、「数合わせ」に既婚者が駆り出されるケースもあります。意気投合すれば、そのままホテルへ、なんて場合もありますから、女性の皆さんはご自分の安全はご自身で守らないといけません。
婚活パーティー、婚活アプリの出会いで気をつけること
やはり、これから会おうとしているその人が「危険人物」じゃないかどうかの見極めをしっかりなさることです。
「食事中に席を立つ時は、グラスの飲み物を飲み干してから席を立つ」と教えてくれた婚活女子がいました。睡眠薬を入れられ意識酩酊にさせられ乱暴される事案を度々ニュースで拝見しますが、ニュースにはなってない事案も多々あるのではないでしょうか。
異性に会う場合、特に「初めて」「2回目」「3回目」あたりは、夜の密室や車、二人きりで会うのは控え、昼間の明るい時間帯に、人気(ひとけ)の多いオープンカフェなどでお会いした方が無難です。
また、婚活アプリでは「写真の修整トラブル」もよく聞きます。待ち合わせ場所に来た彼は別人レベルだったという笑えない話は多いですね。
交際終了したはずなのに
婚活アプリや婚活パーティーでの出会いは、気軽に出会える「手軽さ」、「恋愛に近い」出会い、出会いからその先はふたり次第という「自由さ」が普及に拍車をかけているのでしょう。
なんでも自由で良い気がしますが、交際を断られた相手に「しつこく連絡するのも自由」だったりして、「別れた(と相手は思っていない)のにしつこく連絡が来て怖い」「最寄り駅で待ち伏せされた」という話をチラホラ聞きます。
「自由」「手軽」「ゆるい」は結局、それにともなうリスク管理をご自身ですることを意味します。しかし、それはとても難しいことだと思います。
結婚相談所での婚活
仲人が目を光らせている
一方、当会のような、結婚相談所での婚活は、入会時点から仲人が「入会審査」をし変な人(失礼)が入会しないよう目を光らせています。相手にも仲人が付いています。
もちろん、一回お会いしただけで婚活会員さんのすべてを見抜くことには限界がありますが、入会後、私が「お世話できかねる」と判断した場合(具体的には、ルールを守らない、横柄な言動、自己中心的な言動など)は「退会」していただいております。
お見合いから交際に入り、何回かお会いしたが「交際終了したい」となった場合、その旨をご自身で直接、お相手に伝えた方が良いのでしょうか?
交際を終了したい場合は、まず仲人に連絡
まずは、仲人へその旨を連絡しましょう。その後、仲人は速やかに先方仲人へ一報を入れ、先方仲人からお相手へ連絡がいきます。
この時点で、お相手は一切の連絡をすることが禁止となります。こちらは携帯に登録したお相手の連絡先(フェイスブックなどフォローしていた相手のSNSのアカウントも削除)を削除していただき、連絡を入れぬよう指導します。これが「仲人型」結婚相談所の強みです。
にもかかわらず、万が一、しつこく連絡を入れた場合、ペナルティをお支払いいただくことになります。
お支払されない場合は弁護士がしかるべき対応を取ります、と入会時誓約していただいておりますから、今まで「交際終了」したにも関わらず「しつこく連絡が来て怖い」という目に遭った方は、今のところ、当会では一人もおりません。
ただ、交際の進展が深かった場合は、突然、仲人から「交際終了」と言われても納得できない、本人から何のメッセージもないのは、どうしても納得できない、というケースもあります。その場合は、仲人から本人へ「交際終了」の連絡が入るであろう前後を見計らって、短いメッセージで構いませんので「交際をさせていただきましたが、ご縁がなかったようです。貴重な時間を拝借しありがとうございました。」という趣旨がかかるのは、そういった安全も担保されてるからなんですよね。と言っても、当会は低料金だと自負しております。
本人同士任せの婚活のリスク
婚活アプリや婚活サイト、婚活パーティでの出会いは、結局、ペナルティーがあったとしても実行力がない場合が多く、形骸化しているようです。そして「自己責任」という名の本人任せ。
もちろん、当会も交際に入っておふたりのすることは自己責任(外泊を伴う旅行やプレゼントの授受)ですが、より安心・安全に出会いたいということでしたら、結婚相談所を利用することをお薦めいたします。
それは、第三者(仲人、婚活アドバイザー)が目を光らせているからです。
繰り返しになってしまいますが、仲人が目を光らせているだけではなく、当会もそうですが、会員さんにはルールに乗っ取って婚活していただいております。
入会面談では、そのルールのご説明と、万が一、守られない場合のペナルティの確認を徹底いたしておりますので、入会希望者を誰でも彼でも入会させている訳ではないのです。
お世話する私がしんどい思いをするのは嫌ですし、何よりも会員さんやお相手の仲人さんにご迷惑が掛かります。
まとめ
結婚相談所での婚活は、アプリ婚活や婚活パーティと違って料金が割高であるのは、仲人や婚活アドバイザーなどのマンパワーがあるからです。
マンパワーは、安全性を担保します。しかし、すべてのトラブルを防ぐことはできません。どのような手段で婚活をなさるにしても、トラブルが起きないように、交際に入ったら「お別れする場合もあり得る」ことを念頭に、節度を持った交際をしていただきたいものです。
安全に婚活されたい方は、結婚相談所での婚活をおススメしております。