一つ一つの出会いを大切に

思い出して下さい。
結婚相談所を探していたのは「異性との出会いがないから」「真剣に結婚した人と出会いたいから」「一対一で出会いたいから」だったのではなかったでしょうか?

「婚活アプリ」「婚活サイト」「婚活パーティ」でもなく(並行してなさってる方々もたくさんおられますが)敢えて「結婚相談所」に入って婚活をしようと思われたのは「恋愛ではなく結婚したい」「より誠実な人と出会いたい」というお気持ちが強いからではないでしょうか。運命の赤い糸

人間、何事もやってみないとわからないものなので、当会でも「婚活したい」と思って入会しいざ婚活を始めると「実は恋愛をしたいだけだったんだ」と気づく場合もあります。

それは仕方がないとして、婚活のスタートのお気持ちがあいまいだとお見合いでせっかくお会いしたお相手のことを悪く言いがちです。
「冴えない人(変な人)ばかり」「会って見たらひどかった」など、聞いているこちらも胸が痛みます。冴えてる人、ステキな人は既に結婚してるものです。
ご自分のことは棚に上げてお相手のことを色々言うのは(思うのは自由ですよ)ご縁の神様が逃げてしまいます。

お見合いで期待外れ?だった

お会いしたお相手が自分のタイプではなかったからといって「つまらなそうな態度」をとったり、やる気がないため予め釣書の確認をせず紙やスマホを見ながら「趣味は・・・」と話したり、「仲人(親)に言われたから来たんです」なんて言ってしまったり(!)やる気の無さを態度で出してしまうのは、大人として恥ずかしいことです。

時間とお金をかけてあなたに会うためにわざわざ来て下さったお相手です。コーヒーを飲みながら話す男女

1時間程度の短い時間の中で「いいところを3つ見つけよう」「3回喜ばせよう」と心がけてお会いするだけでも「人の良い点を見つけられる自分」になれますし、「どうしたらお相手が楽しんでくれるのか」を考えながら接するだけでも魅力的な「私」へと成長できます。

お見合いの度にそうやって心がけるだけでも人として成長しますし、他者から好意的に見られる「私」になります。ご自分のやったことは形を変えて必ず返ってきます。「全然いい人いないわ」とボヤク前にすべきことは、まだまだあるはずです。

お見合いで叶ってる

とりあえず、お見合いが組めれば「異性と出会えた」「真剣に結婚したい人と出会えた」「一対一で出会えた」という当初の目標は達成できたわけです。

そこから、いかに縁として結んでいくのか。

そのためには、価値観が合う人と出会えるまでお見合いを続ける、何回かお見合いする中で「落としどころ=着地点」が見えてくる場合が多々あります。
当初、思い描いていたその理想や条件(年収、年齢、学歴など)は「あなたの人生の目的を果たすために必要な理想なのかどうか」も考える機会にもなるでしょう。

自分次第でいくらでもお見合いで成長できます

無駄な出会いは一つもありません。
しかしながら、ご自分で、そのお見合いでの出会いを価値のないものにしてしまっていることは多々あるかもしれません。

人生、「一期一会」と言います。
一回一回のお見合いに価値を持たせていただくことが「出会いを縁に結ぶ」ポイントです。